確定申告書作成に役立つ会計ソフト

ビジネスを行う上で毎年やってくる1大イベントといえば確定申告です。1月1日~12月31日までの収入と支出を、項目ごとに仕訳をして、帳簿に記録する作業をまとめたものを確定申告書として税務署に提出し納める税額を決定します。

(画像はイメージです)

収入と支出が記録された帳簿は会社の財産といえるもので、事業主にはこのお金の流れをきちんと記録する義務があります。しかし事業を継続、発展させるためには、毎日帳簿に向き合うという訳にはいきません。

そこで会計担当者を雇ったり、帳簿作成の時間を短縮したりするために会計ソフトを利用している事業主も多いのではないでしょうか。

今回は、会計ソフトの中でもインストール型会計ソフトとクラウド型会計ソフトの違いをご紹介し、最近注目されているクラウド型会計ソフトのメリットなどをお伝えします。

インストール型会計ソフトからクラウド型会計ソフトへ変更しようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

インストール型会計ソフト

インストール型会計ソフトは、CD-ROMやダウンロードデータとなった会計ソフトをパソコン本体に取り込んで使用します。従来の会計ソフトはこのインストール型が主流でした。

しかしながら、最新の税制にアップデートすることができず、バージョンアップを行うにしてもそれに対応したソフトを導入するためにまた費用が必要となっています。バージョンアップをしないと最新の税制に対応していないため会計ソフトとして機能しなくなります。

パソコン本体に会計ソフトを取り込んでいるため、パソコン本体を替える場合、会計ソフトやデータの移行がとても困難になります。今までのデータのバックアップから始まり、ライセンス承認の解除、新しいパソコンへのインストール。

ですが、会計ソフトのバージョンが古いと、新しいパソコンに対応していない場合もあります。その時は新しい会計ソフトを購入する必要があります。

バックアップしたデータが流出してしまう危険性も高いです。新聞やテレビでもよくデータ流出事件が報道されていますが、こういったバックアップしたCD-RやUSBメモリなどの紛失や盗難、置き忘れによる原因が多く発生しています。

保守契約によるサポート体制も別料金な場合があり年間1万円程度必要となります。保守契約を利用し、何か聞きたいことがあって電話サポートを利用したとしても、沢山の人が利用しているため、電話口で待たされるといったデメリットもあります。

クラウド型会計ソフト

クラウド型会計ソフトはインストール型会計ソフトとは異なり、クラウド上で管理をする会計ソフトです。インターネットに接続できる環境であればどの端末からも会計データを確認することができます。

インストール型会計ソフトの説明時に記載したデメリットといえる点は、ほぼ解消されています。そのため、保守契約を結ぶことで、最新の税制に適したプログラムをオンラインでアップデートしてもらえるメリットもあります。

今後必ず実施される消費税の10%増税にももちろん対応しています。また税制も頻繁に改正される可能性もあるため、クラウド型会計ソフトの需要はますます高まるといえそうです。

データはクラウド上に保管されているため、パソコンを買い替える際のデータ移行も必要ありません。そのためバックアップデータの紛失や盗難、置き忘れのリスクを抑えられるメリットもあります。

また、従来のインストール型会計ソフトに比べ、使い方が簡単になっており、わかりにくい仕分け作業も直感的に操作できるようになっています。

銀行やクレジットカードのデータを登録しておくこともできます。それぞれの決済データをクラウド会計ソフトと同期、連携することで仕分け作業がよりスムーズとなり帳簿作成にかかる時間も短縮してくれるメリットもあります。