AIを活用した線路状態の将来予測、線路修繕の意思決定支援、外を行うモデルの構築

2018年12月21日、国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター(以下、理研AIP)と東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、理研AIP内において、「線路設備モニタリングデータへの人工知能利活用」に関する共同研究(以下、同共同研究)を実施すると発表した。

JR東日本は、将来の労働人口の減少を見据えて、2013年5月よりICT等を活用した線路設備モニタリング装置を試験導入し、2018年7月には本格導入した。

同共同研究では、線路設備モニタリングで得られたデータをもとにして、AIを活用した「線路状態の将来予測」・「画像判定機能の支援」・「線路修繕の意思決定支援」を行うモデルの構築を目指すとしている。

共同研究の実施内容

「線路状態の将来予測」では、モニタリング装置から得られた線路のゆがみに関する時系列データに対して、将来予測モデルを構築し、メンテナンスレベルの向上に寄与する。

「画像判定機能の支援」では、AIを活用することで、異常を自動検知できる軌道材料種別の拡大を図り、画像確認者の目視による確認作業の負担を軽減する。なお、線路設備モニタリングでは、モニタリング装置から得られた画像をもとに、軌道材料の異常の有無を自動判別している。

「線路修繕の意思決定支援」では、効率的に最適な修繕計画が立てられるように、AIにより線路の修繕計画を支援するモデルを構築する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

JR東日本 プレスリリース
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20181221.pdf