国内のクレジットカード会員が国内外の店舗などでクレジットカードを利用したショッピングを対象

2019年1月11日、株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、クレジットカード市場(以下、同市場)を調査し、現況、参入企業の動向、および将来展望を明らかにしたと発表した。

同市場は、国内のクレジットカード会員が国内外の店舗やオンラインショップ等におけるクレジットカードを利用したショッピングを対象とし、市場規模はクレジットカード発行元のショッピング取扱高(利用額)ベースで算出している。

同調査では、主要カード発行会社等を対象に、同社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、郵送アンケートおよび文献調査を併用して、2018年8月~11月の期間実施した。

調査結果の概要

2017年度のクレジットカード市場規模は、約58兆円まで拡大した。この主な要因として、主要クレジットカード会社における入会と利用をセットにした各種キャンペーン、利用金額・回数に応じたポイントや特典の付与などを実施したほか、特定の加盟店での利用に対するインセンティブを与えるなどの施策を展開し、利用機会の拡大に取組んだことがある。

クレジットカードの認証手段は、主に、「従来のカードリーダーを介するコンタクト(接触型)決済」、「非接触IC規格を活用したコンタクトレス(非接触型)決済」、「QRコード決済のようにアプリを介した決済」があるが、コンタクトレス決済の取扱高は急速に拡大し、なかでもスマートフォンを活用したスマートフォン決済が市場を牽引していることが注目される。

また、QRコード決済は、中小零細企業で導入が進むとともに、ハウスマネー領域における顧客の維持獲得のためのマーケティング施策と連動したQRコード活用が進むことから、徐々に拡大していくと考えられる。

今後は、政府主導によるキャッシュレス化の推進、納税や教育費などの生活関連分野におけるクレジットカード決済領域が拡大することなどで市場が拡大し、2023年度のクレジットカード市場規模(クレジットカードショッピング取扱高ベース)は約100兆円を超えると予測している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2046