食品衛生管理の制度化への対応強化と業務省力化によるサービスの向上

2019年2月1日、イオンリテール株式会社は、運営する各店舗において、食品調理加工工程や商品管理に係る衛生情報の効率的な記録と一元管理を実施する、IoTを活用したクラウドシステム(以下、同システム)を導入すると発表した。

同社は、同システムを導入することで、2018年6月に公布された改正食品衛生法のHACCP(ハサップ)に基づく食品衛生管理の制度化へ対応を強化するとともに、業務省力化によるサービスの向上を図る。

なお、HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程で、危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法だ。

IoTを活用したクラウドシステムの概要

同システムは、同社と株式会社サトーがIoTとクラウドの特長を生かして構築したシステムで、HACCP対応の要となる各データを、効率的・自動的に記録しクラウド上で一元管理することで、国内に展開する店舗すべての情報を管理者が同じ条件で、タイムリーに確認できる。同システムでは、オンリテール運営各店の従来作業時間と比較し約50%の省力化が見込まれる。

また、同システムは、商品の適切な管理として重要な記録となる冷凍・冷蔵機器を温度管理する際に、各機器メーカーと連携することで、冷凍・冷蔵機器の違いに関わらず、すべてを同じ画面で自社の商品管理ルール情報も取り込みながら、きめ細やかな管理が可能となる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

イオンリテール ニュースリリース
https://www.aeonretail.jp/pdf/190201R_1.pdf

厚生労働省 HACCP
https://www.mhlw.go.jp/