個人の経験や技量の違いにより、作成時間や記載内容にバラつきが発生

2019年2月28日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、NTTグループのAI技術「corevo(コレボ)」を活用した、金融機関の稟議書起案を支援するサービス(以下、同サービス)を開始すると発表した。

金融機関が融資判断を行うために必要となる稟議書を作成する際には、過去の類似した案件を参考にするため、膨大な量の稟議書の中から作成者の記憶などをもとに参考となる案件を探し出している。

このため、個人の経験や技量の違いによって、作成時間や、記載内容にバラつきが発生することが課題となっていた。

稟議書起案支援サービスの概要

同サービスでは、大量に保管された稟議書の中から、作成者しか存在を記憶していないような企業の業況や返済根拠の情報を、AI技術を活用して高精度に抽出し、参考とすべき類似性の高い案件を表示する。

このため、2017年度に京都銀行と実証実験を実施した結果では、作成者の意図を踏まえた高精度な類似案件が抽出されて、参考となる稟議書を調査する時間を、約50%削減可能であることが確認できたとのこと。

なお、同サービスで活用しているAI技術は、「corevo」をベースとして改善したもので、行内に蓄積された文書データを学習することで、銀行業務用語や行内独自の用語について類似した語句も含めた検索が可能となるなど、最適化された類似案件を抽出できる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

NTTデータ ニュースリリース
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2019/022800.html