首都ジャカルタの深刻な交通渋滞の緩和と基幹インフラ整備

2019年4月2日、三井物産株式会社(以下、三井物産)は、同国初の地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」(以下、同鉄道)が、2019年4月1日に営業運転を開始したと発表した。

同鉄道は、三井物産がコンソーシアムリーダーとなり、東洋エンジニアリング株式会社(以下、TOYO)、株式会社神戸製鋼所(以下、神戸製鋼)、TOYOの現地グループ会社PT. Inti Karya Persada Tehnik(以下、IKPT社)の4社連合がコンソーシアムを組み、インドネシア共和国ジャカルタ特別州傘下のジャカルタ都市高速鉄道会社(PT Mass Rapid Transit Jakarta)から受注していた。

同鉄道は、同国の急激な経済成長に伴って深刻になっていた首都ジャカルタの通渋滞を緩和するとともに、基幹インフラを整備するために、同国大統領が積極的に推進してきた開発事業(以下、同プロジェクト)だ。

なお日本政府は、同プロジェクトに対して、本邦技術活用条件(Special Terms for Economic Partnership)を適用した円借款を供与している。

「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」の概要

同鉄道は、路線長が15.7km(高架9.2km、地下6.5km)、駅数が13駅(高架7駅、地下6駅)で、2020年の乗客数が1日あたり41万人と推定されている。

同プロジェクトでは、TOYOがプロジェクトマネジメント、受配電設備・電車線・軌道・昇降機などの設計と供給を担当し、神戸製鋼がシステムインテグレーション、信号・通信設備、自動出改札システム、ホームドアなどの設計・供給を行った。

また、IKPT社は、全システムの据付と、一部機器の供給を行った。

なお、将来は、同鉄道の延伸や、東西への新線建設も予定されているとのこと。

(画像は三井物産トピックスより)

▼外部リンク

三井物産 トピックス
https://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2019/1228425_11237.html